害を受けたとき読む教訓
これを読んでいる未来の私へ。これは教訓だ。何度も読むがいい。肝に銘じろ。
これを読んでいる他の人へ。これは私への教訓です。万人にあてた教訓ではありません。あなたの役に立つかもしれないし、立たないかもしれません。いかなる保証もできません。もし役に立ちそうだと思ったら、これは私のためにチューンされた教訓なので、あなたのためにチューンしなおしてください。
ことのいきさつ
詳しくは語らないが、何も考えずに生きてきた無知蒙昧なカスに害された。私は非常にショックを受け、年甲斐もなく泣いた。
どうするべきか?
あなたは何も悪くない。相手が全面的に悪い。肝に銘じろ。 あなたは自らを害されるような場所に置き、それが悪かったと思っているかもしれない。それが事実かどうか今はどうでもいい。とにかくあなたは何も悪くない。あなたが泣くような状況を発生させた時点で、相手は間違いなく evil だ。正義はあなたにある。あなたは何も間違っていない。あなたは何も正す必要はない。
泣け。泣いていい。 年甲斐なんてものは犬にでも食わせておけ。ショックは泣かなければ消化されない。感情は弔われるべきだ。あなたは泣くに値するひどい目にあった。状況は過酷だ。泣かずには生きられない状況にある。比喩ではない。失意はあなたを殺す。
感情は弔われるべきである。どんなものであっても必ずだ。
『光庭療法』不可村
今すぐ誰かと話せ。 あなたには友人が、家族が、主治医が、同僚が、上司が、母校の教員が居るはずだ。あなたの知り合いは素晴らしい。そんな人と知り合えたあなたも素晴らしい。経緯を話すことで、自分では気がつかなかったことに気付けるかもしれないし、笑い話にした方が楽ならだが、笑い話にできるかもしれない。再三世話になっていて迷惑を心配するなら、なるべくいろんな人にローテーションして話すといい。
居ないなら、過去の自分でもいい。
楽しかったころの自分を見つめろ。 SNS のいいね欄でも、アルバムでもいい。普段から良かったことを日記につけておいたのならそれを読め。詩を読むなら、好きな詩を読み返せ。漫画を読むなら、好きな漫画を読み返せ。ラジオが好きなら、ラジオを聞け。気乗りしなくてもやれ。もう一度言う、気乗りしなくてもやれ。あなたは、あなたが素晴らしいと感じるものを再確認しなければならない。これは意識しなければできない。惰性ではできないことだ。あなたは宮沢賢治を読み返さなくてはならないし、アンパンマンたいそうを聴かなければならない。
もし自信をなくして くじけそうになったら いいことだけ いいことだけ 思い出せ
『アンパンマンたいそう』やなせたかし、魚住勉
復讐はやめておけ。 あなたは、正しさを手にいれ、勝利したくなるかもしれない。完膚なきまでの復讐はきっと爽快だと思うかもしれない。だが、やめておけ。甘言に惑わされるな。それは罠だ。相手のルールで戦うな。相手は無知蒙昧のクズで、自分が不正をしていることすら認識できてはいない。自分のルールで生きろ。あなたは、自分のために行動すべきだ。自分の友達になれ。自分の世話をするんだ。あなたは糞尿にまみれた自分を抱き上げ、風呂に入れて、食事を与えなければならない。
君の幸せだけが、君に起きたいろんなことに対する復讐なんだ。
『彼女について』よしもとばなな
参考資料: 『大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル』豊島ミホ(著) 岩波書店 ISBN: 9784005008056
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日記を書け。 苦しみに対処できるよう、教訓を書いておけ。いま私がしているようにだ。苦しみは必ずまたやってくるからだ。起きたことの詳細を伏せることは重要だ。伏せられた情報はトラウマを防ぐし、応用の可能性を広げる。いいことがあったときも書いておくと、苦しんだときに読み返せる。
忘れろ。 教訓を残したら、全て忘れるんだ。当時の SNS をさかのぼるな。さかのぼっても、クリックするな。悪夢をよみがえらせてはならない。コンビニに行け。ラジオを聞け。本を読め。他のことをしろ。だが、記憶は何の前触れもなくある日突然よみがえる。トラウマ的体験は、一生に傷を残すことがある。あなたは忘れられるかもしれないし、一生付き合っていかなくてはならないかもしれない。個人でできることは少ない。心療内科には気軽に行っていい。心療内科に行け。あったことや言いたいことを紙に書いて持っていくといい。