TAKE NOTES! - 読書メモ
- 著者: ズンク・アーレンス
- 訳者: 二木夢子
- 出版社: 日経 BP
- 出版年月日: 2021 年 10 月 18 日
- ISBN: 9784296000418
- ページ数: 279
執筆や学習が自然にできるようになることを目指し、メモの技法を説明する。
読書メモ
何故ツェッテルカステンが必要なのでしょうか?
- 文を書くときに、白紙から始めるのは非常に大変です。本当はテーマを決めるためには全体の文脈が必要なのに、まだそれが存在していないからです。ツェッテルカステンがあれば、いままで構築してきた文脈を利用することができます。
ツェッテルカステンの具体的な技法を教えてください。
- カードに番号を振り、リンク付けしておきます。
- 本当に重要だと思ったことを、自分の言葉に短く凝縮して書き、自分なりの文脈に移し替えます。
- メモをとるとき、問いが重要です。たとえば、『メモをとることでアウトプットができる』という本を読むときは、なぜその本に興味が惹かれたのか理由があるはずです。まず「アウトプットのためにはメモが必要だ」とし、「なぜだろうか?」と続きます。
- 索引を作成します。索引に書くキーワードは、自分が今何に取り組んでいるかによって選ぶ必要があります。参照しやすいことが重要だからです。「科学」という件名を書いたところで、科学全般について作文することはほぼないでしょう。
以下の点について注意が必要です。
- 絶対に書き写してはいけません。自分の言葉で書くことは、理解しているかのテストになります。
- 走り書きと永久保存版の区別を明確につけることが重要です。走り書きはすぐに書ければなんでもいいですが、永久保存版は本当に重要な事だけを自分の言葉に短く凝縮して書く必要があります。
- ツェッテルカステンは百科事典ではありません。すべての情報の抜けを補う必要はありません。
文を書くときどう使いますか?
- 資料をあたって走り書きし、メモを書くとき主張を疑い、それに応じてまた資料にあたるループをします。
- メモをならべてアウトラインを作成します。これが構成になります。
主張を疑う、とはどういうことですか?
- 批判を受けて仮説を変更することをいとわないことです。
- これをするためには、メモをとるとき、賛成の情報ばかり集めず、関連があるか、つまりツェッテルカステン内の議論に寄与するかのみで判断する必要があります。
- ここでも問いが重要です。互いに矛盾するメモがあるか確認しましょう。