三体3 死神永生 上 - 読書メモ
- 著者: 劉慈欣
- 出版社: 早川書房
- 出版年月日: 2021 年 05 月 25 日
- ISBN: 9784152100207
- ページ数: 296
あらすじ
今回は第一部は細かくメモしたけど、その後は大雑把にメモした。これは、第一部が細かなお話の断片でできていたことによる。
第一部
西暦 1453 年 5 月 魔法使いの死
- ビザンティン帝国はオスマン帝国によって危機にひんしていた。
- ディオレナは、聖女になるため、閉ざされたところから物を取り出す魔法が使えるとコンスタンティヌス十一世に申し出る。
- 高次元のかけらが地球から離れ、わずかな魔法紀元は終わり、魔法は無くなり、コンスタンティノープルは陥落する。
危機紀元 1 年 命の選択肢
管制センターで、楊冬は、生命が地球環境を変えるシミュレーション結果を見たため、宇宙は生命で溢れていることを知っていたため、いまの自然宇宙は生命の作用で作られていると考えた。
危機紀元 4 年 雲天明
病院で、雲天明は、助かる見込みのない治療を諦めたため、姉に死を望まれたため、安楽死を決めたため、かつてのクラスのマドンナ・国連で航空宇宙技術アシスタントをしている程心に星をプレゼントする。
『時の外の過去』より抜粋 星群計画 危機紀元初期の幼稚症
国連の施策のうち二つが幼稚症に分類できる。星群計画と面壁計画である。星群計画は、百光年以遠の恒星をオークションに掛ける。
危機紀元 4 年 雲天明
- 雲天明は DX3906 を程心あてに購入する。
- 過去を思い返しながら安楽死の手続きをする。
- 程心は駆けつけ、安楽死は中止され、雲天明のために安楽死法が作られたことを明かす。
危機紀元 1 年〜4 年 程心
- 程心は、ウェイドのもと、諜報戦チームに入る。
- 核爆弾と帆を使った加速を創案する。
- 人類は、情報が筒抜けな諜報として、人を送り込む作戦に入る。
『時の外の過去』より抜粋 人工冬眠 人類がはじめて時の流れの中を歩きだす
人類がはじめて人工冬眠を手にしたとき、未来の技術発達のため羨望の的となったが、三体危機によって未来は絶望へと変わり、羨望の的ではなくなり、一般に使えるようになった。
危機紀元 1 年〜4 年 程心
冬眠システムは 3 トンあるのに対し、制限は 500 グラムとなった。脳だけを送ることにした。
第一部まとめ
一章ずつ書くときりがないためまとめる。
- 雲天明は、末期の病で家族を飢えさせないため、安楽死に同意したため、かつてのクラスのマドンナだった程心に星を贈る。
- 程心は、人脳を凍結させて三体艦隊に送る階梯計画の人選に従事し、雲天明と出会う。
- 程心は、雲天明が星の贈り主だったことを知り、後悔する。
第二部
- 程心は、三体世界の攻撃に対して、報復のボタンを押せず、地球は三体世界に支配された。
- 宇宙艦万有引力は、四次元のかけらに入り、地球への攻撃を知り、報復をする。
- クルーは四次元空間を探索し、墓を名乗る人工知能と出会い、魚を譲渡する。
第三部
- 攻撃はまだ先だと思われたが、すぐに三体世界が滅亡する。
- 智子と羅輯と程心は会議を開き、安全通知を送信する旨を伝えられる。
- 雲天明と程心は再会し、三体人の監視下で会話する。雲天明は三体人に真意を隠しながら物語の体裁でメッセージを伝える。
全体のまとめ
- 程心は、雲天明に星を贈られる。しかし気づいた頃には遅く、程心が進める階梯計画のために脳だけになって宇宙へ送られてしまう。
- 三体世界の攻撃に、程心は報復ボタンを押せずにおり、地球は三体世界に支配されてしまうが、四次元状態になっていた宇宙艦により報復が実行される。
- 報復による攻撃によって三体世界は滅び、また地球も滅びると思われた。智子や雲天明から「安全通知」と「物語」の情報を得て、地球を滅びから回避させる試みが始まる。