ビートレス - 読書メモ
- 著者: 長谷敏司
- 出版社: 角川書店
- 出版年月日: 2012 年 10 月 11 日
- ISBN: 9784041102909
- ページ数: 656
読了しました。 650 ページに及ぶ大長編ラノベでしたが、終盤では「あと少ししかねえ」ってサザエさん症候群発症させながら読んでました。 相手に心があろうがなかろうが心で応じてしまう少年アラトと、彼の所有する道具・心のないロボット・ラスボス・ヒロインことレイシア。 攻殻の 3m くらいとなりの道を通って、より先に進んでくれたいい作品でした。愛じゃよ、愛。
「人っぽい機械の hiE はすごく人っぽく動くけど、知能が積まれてるわけじゃない。その場その場でいい感じになる動きのかたちをサーバに問い合わせてるだけ」 パッと見 AI に見えるけど実は統計解析やルールベースが使われている、ってのはワトソン (IBM) を筆頭にそこらじゅうにある。このあるあるネタから連想したんでしょうね。「あたかも一貫した知能を持つかのように動き人を説得する機械」の恐怖描写には 『飛行機の戦争 総力戦体制への道』(一ノ瀬俊也、講談社) を並行で読んでたこともあって「やべえよ…やべえよ…」って踊らされました。
あとは「さすがレイシア、欲しいものをなにもかも手に入れていきやがった!人類を超えたやべー女はやることが違うぜ!」とでもわめいておきます。